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映画「光をくれた人」 [生活]

 「光をくれた人」という映画を見た。規律正しい、第1次大戦の元兵士がオーストラリアの孤島で灯台守に着任する。美貌で活発な妻を迎え、2人で暮らす。ある日、漂着した難破ボートに赤ん坊が乗っていて…そのまま「ウチの子」にしてしまうという話である。本当の母と育ての親が併存するなど、すったもんだが続く。

 見終わった後、いろいろと考えた。赤ん坊の周りの大人たちは争ったり、大きな犠牲を払ったりして、何だか大変そうだった。しかし彼らは結局のところ、本当の意味では大成功したのだ。なぜなら赤ん坊は海の藻屑となるところだったのに、まともに育ち、孫まで作ったのだから。

 大人の役割とは子どものために役立つこと、犠牲になることなのかもしれない。子どもが無事に育ちさえすれば、育ての親だろうが生みの親だろうが、両方いようが、些細なことだ。大人は子どもに愛を注ぐが、その大人なりの形がある。どの大人も赤ん坊に対して、真摯である。それが素晴らしい。

 子どもというのは古い苗床の上に育つ新しい芽のようなもので、大人の養分を吸い取って育つのかもしれない。大人のほうは吸い取られるという役目なのである。とすればどんな形であれ、彼らは犠牲を払い、赤ん坊の役に立ったのだ。赤ん坊は生みの親も育ての親もいて、ラッキーだった、…と納得できる。

 大きな視点で考えてくださいというのが原作者のメッセージなのだろう。
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