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スパイを騙す [職場を考える]

 会社では何人かが私の様子を探ろうとしていて、今もそうであるらしい。辞めさせたいのだから私の弱点を探しているのだろう。しかし彼らの活動は以前ほど盛んでない。

 数えてみるとスパイは5,6人いて、そのうち2人までここ半年で転退職してしまった。会社は転退職を考えざるを得ない人たちを利用していたのだろう。争いにならないように、私は彼らを責めず問われれば、冷静に偽情報を渡していた。

 例えばプライバシーに関わる話では、幾ら嘘を言っても彼らは検証しようがないから、本当に信じ込んでしまう。

 私は彼らのうち1人を昨年、決定的なところで騙すことができた。会社はショックを受けていたらしく、今思い起こしても痛快である。

 大抵スパイというのは片方の側にいるのではなく、情報を自分の利益のためにあっちに言ったりこっちに言ったりしている。2~3重スパイである。嘘も方便という。方便というより戦略でスパイは利用するだけ利用すればいい。

 相手を騙すには演技力が必要で、私は自分で演技はそんなに得意だと思っていない。しかしスパイというのは不誠実だから、上っ面の言葉を信じ込みやすいらしい。嘘を言っても通用してしまうわけである。

 常識人であれば嘘はいけない、人間は誠実でなければならないと思うだろう。しかし私は誠実でない会社に勤めているのだからこうした考え方は弱点になる場合があるだろう。だから「嘘つきには場合によっては嘘を言ってよい」(あるいは「嘘つきには信用していないと告げる」)という価値観を持っている。嘘つきといっても私は人間関係を慎重に選んでいるから私の身の回りには嘘つきはいなくて、会社の中だけの話なのである。

 彼らのやり方といっても、限られている。

(1)行き付けの飲食店で一緒に飲食して話を聞く。会社から交際費を支給されていることがある。
(2)休憩時間中に尋ねる。喫煙所、昼食のための飲食店、通勤路、トイレなど場所は限られている。
(3)携帯電話にかけて尋ねる。
(4)一緒に出張すると、出張時に尋ねる。


 対策として…。
(1)飲食に誘われれば数か月の単位で根気よく断り続けるとよい。あるいは生返事をして具体的に誘われると「きょうは重要な関係者と会う」とでも言い、断るのである。普通だったら諦めるのだがスパイだからしつこく誘ってくる。放っておくのである。なお相手の行き付けの飲食店でない所に行きたいと言うと、異様に警戒するのが滑稽である。スパイ活動は自分の陣地でしたいものらしい。

(2)相手が偶然を装って故意に接触してきているのかどうか判断する。偽情報を渡して、情報の出回り方を調べる。

(3)テスト的に相手の携帯電話を着信拒否にする。「着信拒否になっていた」と相手の不満を言ったら、解除する。これを繰り返す。

 スパイは「俺は相手を裏切るが、相手は私を信用してほしい」とエゴイスティックに願っている。だからバランスを取って、何らかの行動でスパイには「私はあんまりあなたを信用していませんよ」というメッセージを暗に伝えることである。するとスパイは「俺がスパイだということが分かっているのか」と脅えることになる。

 武道で言えば間合いを取るのと同じで、相手の攻撃をかわすよりも間合いを取るほうが効果が挙がることがある。

 なおスパイというのはヘビースモーカーが多いらしい。繰り返し日常的に「私は副流煙を吸うのが苦痛である」と公言しておく。副流煙を避けていると、自然にスパイとの接触回数がぐんと減ってしまう。スパイは副流煙と共にいるものらしい。汚らわしいものなのである。
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