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言い間違いの心理 [職場を考える]

 タバコ問題について、協議が続いている。複数の取締役が話し合いの席で私のことを「XY」と呼ぶ。私の名前は「ZY」なので、私は相手の言い間違いをそのたびに訂正するのだが、何度も「XY」と呼ぶのである。不思議に思って、よく考えてみると、「XY」というのは、労働組合の委員長の名前である。

 精神分析という分野を提唱した医師フロイドの主著『精神分析入門』には「間違い」という章がある。そこでは、言い間違い、勘違いは無意識の表れと論じられている。

 私を「XY」と間違えたのは、「まるで労組幹部と団交しているように感じている」「この問題を労組に相談されては困る」などという無意識の表れなのかもしれない。聞いていて何となく動揺が伝わってきた。

 継続して申し入れをしてきたので、職場は現在完全禁煙の状態である一方で、問題の喫煙室(煙害の発生源)は使用禁止になっていない。あと、もう1歩のところまで来ている。

 私は踏ん張ってきたが、相手も束になってかかってくる。ただし、ニコチン切れの症状でイライラしているらしく、環境の面では私に有利である。中傷もあるようだが、それはそれで仕方がないことである。

 私としては、賃金が正社員に比べて約40%低いこと、雇用が契約制で年単位であることなどについては我慢する一方で、残業がないことや上司がアルコール依存症の症状の結果、暴言を吐かないなどということを働く条件としてきた。それについては、当初の予定とほぼ一致して、許容範囲である。

 ところが、分煙が不完全なことについては、「当然、職場は完全禁煙だろう」と考えていた。これについてはある程度、会社と交渉したり、ケースによっては戦う必要がある。

 私は組合員ではないのだが労組に相談すると、「主張の仕方で悪いと思った点については的確に謝罪した上で、健康問題1本に絞って喫煙問題を堂々と主張したらよい。健康問題であるので、労組としても取り組むことができる。そのため、労組を通じて解決を図りたいと申し述べてもよい」というアドバイスを得た。

 きょうまでの段階では私は「組合を通じて、解決を図りたい」とは主張していない。ちょっと遠慮している部分がある。しかし、労働組合法では労働組合の団体交渉権が認められているのだがら、もっとも正当な主張の仕方であるといっていいだろう。

 冒頭の無意識、の話ではないが、取締役は「労組の委員長のXYに相談されたら、どうしよう」と不安に思っているのかもしれない。私としては最後の手段だと思っているだが、よく考えると団体交渉権は法律上の権利だ。立場の弱い契約社員が、労組に相談するというのは、むしろ当然のことである。もっと気軽にそれを活用してもいいだろう。


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