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中元の請求 [仕事・職場を考える]

 中元の季節である。私の最初の上司は,新人の私に対して,職場で突然,
「おい! 中元くれ!」
 と言い放った。クレヨンしんちゃんみたいである。「かーちゃん,ちょこビくれ」ではないのである。私はどうもこういう暴言にどう返答していいか分からなかった。
 当時はあまりにも仕事が忙しく,過度の睡眠不足で,暇さえあれば寝ていたかった。今であれば,インターネットで三越のホームページにアクセスして,クレジットカードで購入して,上司の住所を打って,手ぬぐいセットでも送ることもできたが(これなら5分程度の手間で終わる),当時はインターネット環境が整備されていないので,そういうわけにもいかない。
 
 よく事情を聞いてみると,奥さんに「あなたはどこからも中元がもらえないのね」と言われたようである。それはそれは残念なことであるが,私の責任ではない。人望がないのが,なぜ私のせいなのか理解に苦しむ。

 今思い返してみると,「人間の質」というものに思いを致す。人間には残念ながら,質というものがある。質が悪い人間だなと思われれば,人も金も運も,そしてお中元も離れていく。それは致し方ないことだ。自分の責任であろう。

 この上司は管理職になってから,毎年のように新人を辞めさせているという。合計10人ぐらいだという。この上司を辞めさせれば,新人についての数億円の人件費が無駄にならないのになあと思う。コスト意識もないようである。


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コメント 2

エア

公務員も大変だと思います。お中元用のプレハブ建てる上司もいるらしい。
お中元くれって言う上司・・・驚きました。メイさんが言われるように人間の質は学歴は関係ないですね。だが学歴関係ないとするならば、教養も関係ないんでしょうか。環境と本人の資質なんですかね。
教養のない権力者ほど始末悪いのは歴史が証明してるし、ポルポトは優秀な人だったらしいが・・・。
by エア (2005-07-09 14:48) 

メイのかつおぶし

エア様 コメントを書いていただきありがとうございました。プレハブ設置・・・・届けられるお中元が多過ぎて,もらう上司は置き場所に困るのですね(!)。驚くような例も世の中にあると分かりました(勉強になりました)。私は悪弊を悪弊と感じることができる人間性と,悪弊を絶とうと試みる勇気の問題のように感じます。それは広い意味での教養なんだと思います。場合によりけりですが,古いタイプの公務員は贈答文化を出世の重要な手段だと学習してしまっていて,悪弊だと全然気づかないのかもしれません。
by メイのかつおぶし (2005-07-10 00:05) 

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