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国民年金 [生活]

 失業者になったり,フリーターになったり,個人事業主になると,国民年金に加入する義務がある。加入しない人も実際にはいるから,義務とはいっても,入らないことも実務上は可能である。

 現在国民年金保険料は月額1万3580円,年額だと16万2960円である。25年以上納付すると「老齢基礎年金」というものが65歳からもらえる権利が生じる。20歳から60歳まで40年間きっちり保険料を納めると,「老齢基礎年金」は満額で年額79万4500円である。12で割って月額に換算すると約6万6200円ぐらいである。以上の数字を使うと,国民年金保険料を納める総額は651万8400円である。一方で,65歳から72歳までの8年間にもらえる「老齢基礎年金」は635万6000円である。そうすると,72歳ぐらいまで生きると,元が取れるということになるだろう。

 国民年金には入らないという人が多い。私がアルバイトで働いていた各種学校のようなところでも,そういう若者が多かった。経済的にはまあ正解な選択だが,国民年金の仕組みとして,国民年金の保険機能というものに注目しなければ損をしかねない

 国民年金の加入者が,障害者認定を受けるような事態になると,「障害者基礎年金」が支給されるが,国民年金に加入しない人の場合は支給されない。「障害者基礎年金」は年額99万3125円(障害者認定1級),79万4500円(障害者認定2級)で,さらに子がいる場合は加算される。国民年金に加入しないまま心身に障害を負うと,生活苦に至る場合が多いらしい。

 民間の生命保険をかけていて,高度障害時に3000-4000万円もらえるから「障害者基礎年金」はいらないという人もいるが,その生命保険会社が信用できるかどうか注意した方がいいかもしれない。民間の場合は加入するときは優しいおばさんが来るが,保険金支払いのときはコワイおじさんが徹底的に不正がないかどうか調べるという。生命保険会社の横暴に泣いて,弁護士を立てて争わなければ,保険金支払いを受けられなかったということも多いとも聞く。

 国民年金保険料は,半額や全額の免除を受けることができるから,その制度を活用するとよいだろう。かくいう私もきょう,免除の申請をした。去年も国民年金保険料を全額免除とされて,支払い額はゼロだが,国民年金加入者であるから,万一のときは安心である。免除ではなくて滞納という形になると,万一のときに「障害者基礎年金」が支給されるかどうか微妙になる。

 国民年金財政が破綻しているという。どうも私もそう思うが,それが問題になるのは私が65歳以後のことである。現在自分がどういう社会保障を受けることが可能かという視点で考えると,国民年金に加入していた方がいいと判断している。


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