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JR福知山線事故 メモ1 [社会を考える]

 私のメモ

 鉄道事故被害者として・・・・私は2000年3月の日比谷線脱線衝突事故で軽症を負った。乗り合わせた乗客と協力して,事故発生の通報や救出活動などした。当時,鉄道の安全技術史を調べてみるとどうもこういうことらしい。「脱線事故を調べてみると脱線原因が分かった。そこで脱線原因を取り除いたら,脱線しないだろうと思ってその対応策をやってみた。ところが,それでも脱線事故が起こる。その理由が不明の脱線事故を調べてみたところ,理由が分からない。したがって,鉄道は理由が分かる脱線事故と理由が分からない脱線事故の2種類の脱線事故を起こすと考えてよい。したがって,鉄道はどんなに対応策を考えても脱線事故を起こすものと考えるとよい。脱線したときに大きな事故にならないために脱線防止レールをつけよう」。私は文科系なので詳しい技術的なところは文献を読んでみてもよく分からない。どうも脱線防止レールはフェイル・セーフの思想のようであった。JR福知山線事故も日比谷線事故も急カーブでの脱線が事故原因で,いずれも脱線防止レールをつけていなかった。日比谷線事故については,国会などで追及されているので,よくよく調べてみると,運輸省鉄道局はこの脱線防止レールの設置基準を作っておらず,「急カーブなところにつけよ」としているだけである(法律なのに急なところと主観的な規定で異様である)。要するに行政が怠けていた。もっといえば法律なのだから,政治家がきちっと作っておけばいいし,実際国鉄出身の国会議員もいるのだから,きちんと鉄道行政を監視しておく必要があったのだろう。

 新聞記者を経験した者として・・・・・鉄道行政などは取材した経験がないけれども,メディア・リテラシー的にいうと,衝突したマンションをどうするかということについてたくさん報道がされていて,100人を超えた被害者について報道が薄くなっている。日比谷線事故のときは5人亡くなったが,遺族はテレビや新聞で,恨みを言っていた。それが報道されていた。今回は遺族が20倍もいるのに,そういう話はあまり伝わらない。話全体の流れとして,マンション住人の話というのは大いに気の毒だが(私も日比谷線事故のときに悲惨な遺体をかき分けて,生存者の救出活動をしたので,非常にショックだったからよく分かる),傍流の話である。報道の内容をみると傍流が主流になって,主流である遺族の話や被害が少ない。私は関東圏で新聞テレビを視聴しているので,関西のニュースが関東に流されないという傾向があるのかもしれない。ただ,私はそれ以外に意図を感じる。マスコミというのは幹部が官僚や政治家と癒着していることがある。小さな村で,村長と役場の助役とミニコミ紙の編集長が友達だの同級生だのということがあって,ミニコミ紙の内容に真実が掲載されないということはよくあることで,分かりすい。それを大規模にしたのが日本の報道体制なのである。外国からみると「報道管制」とするかもしれない。なんというか私が記事を書いていたときも,そういう記事の握りつぶし的なことがよくあったので。 


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